とやま呉西圏域共創ビジネス研究所 第5期
地域課題と企業課題を解決する地域プロジェクトの創造 新たなステージへ!

事業レポート  Report

第3回

テーマ : とやま呉西圏域の地域課題/地域福祉の最前線
日 時: 9月14日(水) 16:00~19:00
会 場: 高岡市ふれあい福祉センター
参加者:
● 研究生
大庭 祐希  岡田 航明  小金澤 拓也  千本松 賢一
瀧本 泰子  田仲 聡   南 武志 (7名)
● ゲストスピーカー
吉田 昇平(高岡市)
小柴 徳明(黒部市社会福祉協議会)(2名)
事務局: 岩城 勇佑  塩見 一三男(2名)
   合計 (11名)
オンライン参加:北陸財務局,北陸財務局富山財務事務所    

プログラム

  • 講義① 呉西圏域の地域課題~とやま呉西圏域都市圏ビジョン~
  • 講義② 地域福祉の最前線~福祉法人による地域づくり~
  • 個人ワーク・グループワーク・発表

講義① 呉西圏域の地域課題~とやま呉西圏域都市圏ビジョン~

とやま呉西圏域共創ビジネス研究所 第5期 ①講義 呉西圏域の地域課題~とやま呉西圏域都市圏ビジョン~
  • 講師  :高岡市未来政策部企画課広域連携推進室係長 吉田 昇平
  • 主な内容:人口減少から生ずる地域の困りごと
         研究生の研究テーマに関連する政策紹介
         (学校給食,広域観光,婚活,成年後見センター,移住・定住)

講義② 地域福祉の最前線~福祉法人による地域づくり~

とやま呉西圏域共創ビジネス研究所 第5期 ②講義 地域福祉の最前線~福祉法人による地域づくり~
  • 講師  :黒部市社会福祉協議会総務課課長補佐/経営戦略係 小柴 徳明
  • 主な内容:「福祉」とは何か
          地域の大きさにより地域課題は異なる
          地域課題の全ては人間が生活する上での困りごと
          福祉分野で生じている問題

③個人ワーク・グループワーク・発表

本日の講義を踏まえた「自社で取り組める地域課題解決」,「グループで取り組める地域課題解決」について,個人・グループで話し合い,最後に研究生から発表があった。

 
  • 南 武志 
  • 今,商店街振興組合のメンバーと話をしていても話しがまとまらない。そこで思いついたのは,アーケードの道路に「曳家(ひきや)」のようにコタツを置いておき,しゃべりたい人が自由にコタツに入って,誰かしゃべれる場所をつくればどうかと思いついて。イベントにできないかとも思う。

    • 田仲 聡 
    • 昔は近所の人たちに育てられてきた社会があったが,今はそうなっていない。あらためて,小さなコミュニティの重要性を感じている。個人情報の問題は一端横に置いておいて,IOTを活用して助けが必要な人の情報を共有し,法律の専門家,お医者さん,行政等が相談できる体制ができないかを思った。

    • 岡田 航明 
    • 今日一番感じたことは,世代間で価値観が大きく異なることだ。車とか時計とか,欲しいものが全然違う。相手の価値観も考えて話すことが重要だと思った。もう一つは既得権である。地域に入る際に,どうしても既得権のある方々が障壁になってくる。

    • 瀧本 泰子 
    • 高齢者介護施設の職員不足の話しを聞いたが,高齢者の健康寿命を長くして,入居時期をできるだけ遅くしていくことが必要だと感じた。そのためには体づくりが重要であり,空いている土地を使った安全な野菜づくりが必要だと思った。また,食にこだわったデイサービスをやってみたいとも思った。

    • 大庭 祐希 
    • シェアサービスのバスが気になった。高岡の場合だと,バスだけでなく万葉線が使えないかと思った。そして,沿線にデイサービスが点在すると,お年寄りの移動も増えるかもしれないし,何らかのマッチングの機会も増えるのではないかと思った。

    • 千本松 賢一 
    • 高齢化の問題の大きさをあらためて感じた。老人達の幸福度を上げていくことが重要だと思った。一人で寂しく暮らしている人が多く,離婚率の高さも気になるので,その解消のためには異性の方との出会いが重要ではないか。自分の写真やヘアメイク,ファッションのコーディネート,コーチング等と組んで加速させていきたい。

    • 小金澤 拓也 
    • 本業は解体業で,仕事が終われば,何も残らなくなる仕事である。仕事の過程が重要だ。今日は地域課題を考える会だったが,個人ワークの中で,解体業である自社の課題の洗い出しを試みたところだ。時間が無かったので,家でやってみたい。

    とやま呉西圏域共創ビジネス研究所 第5期 ③個人ワーク・グループワーク・発表