とやま呉西圏域共創ビジネス研究所 第4期
地域課題と企業課題を解決する地域プロジェクトの創造 新たなステージへ!

事業レポート  Report

とやま呉西圏域共創ビジネス研究所第4期3日目
講義「とやま呉西圏域の地域課題とビジネスチャンス」

日時:令和3年9月1日(火)16:00〜18:30
会場:オンライン(Zoom)

とやま呉西圏域共創ビジネス研究所第4期3日目が開催。とやま呉西圏域の地域課題とビジネスチャンスをテーマに,「とやま呉西圏域都市圏ビジョン」と「ローカルビジネスの強みを活かした地域課題解決事例」の講義を行った後,自社への影響や可能性,自社で取り組める地域課題解決の取組について,個人・グループで考えるワークを行った。

講義①「とやま呉西圏域の地域課題とビジネスチャンス」
とやま呉西圏域都市圏ビジョンについて

講師:高岡市市長政策部都市経営課広域連携推進室係長 吉本恭子氏
「とやま呉西圏域の地域課題とビジネスチャンス」

「とやま呉西圏域」の形成経緯や概要,課題,事業取り組みについて説明。

  • とやま呉西圏域連携中枢都市圏の形成経過
  • とやま呉西圏域連携中枢都市圏ビジョンについて
  • 圏域の現状,特色,強み
  • 圏域の課題(急激に進む人口減少,少子高齢化,生産年齢層の減少への対応が最大の課題)
  • 圏域づくりの基本方針(人・強み・つながり)の活用と充実
  • ビジョン掲載された連携事業31事業について

講義②「とやま呉西圏域の地域課題とビジネスチャンス」
ローカルビジネスの強みを活かした地域課題解決事例

講師:氷見市ビジネスサポートセンターHimi-Biz センター長 岡田弘毅氏
「とやま呉西圏域の地域課題とビジネスチャンス」

氷見市でのローカルビジネスの強みを活かした地域課題解決事例について紹介。

  • 氷見市ビジネスサポートセンター(Himi-Biz)の紹介
  • ローカルビジネスの定義(特定商圏内の住民生活に欠かせない商売・サービスを提供していること)
  • ローカルビジネスの5つの強み(地域に根付いた固有の文化歴史・技術。顧客との距離が近い。小さくスタートできる。コンパクトにまとまっている。地元を良くしたいと思う人がいる)
  • Himi-Bizが支援した地域課題解決事例の紹介(廃棄品活用・屋敷林管理・放置竹林・フードロス削減・人手不足]
  • 研究生に対するローカルビジネスに取り組む上でのアドバイス。
  • ビジネスは誰かの困り事・悩み事の解決がソリューションになっているかが重要
  • 我が国の地方は,世界に先駆けて高齢化が進展している課題先進地域。今後,高齢化が社会問題となる国々にノウハウ提供できる可能性を持っている
  • 自社のセールスポイントを認識した上で,地域課題を把握すると捉え方が変わる

個人ワーク

本日の2講義で扱われたテーマに関連し,自社で取り組める地域課題解決の取組を考えた。

「とやま呉西圏域の地域課題とビジネスチャンス」

グループワーク

研究生が2グループに別れ,各ブレイクアウトルームで個人ワークの結果を共有。グループメンバーで取り組める地域課題解決の取組の可能性を話し合った。

発表

各グループで話し合った内容をまとめ代表者が発表,全員で意見共有した。

グループA
(浅井・竹中・宮脇・米山)

各社の事業について改めて自己紹介しつつ強みや考えを話し合った。地域の特性を活かすアイディア,地域課題を掛け合わせるアイディア,人口減少への気づき,労働力不足の反面にある就業難という課題へのマッチングの可能性を話し合った。

グループB
(浅見裕・河原・日名田)

3人とも氷見のメンバー。人口減少は仕方ないので住民の幸福度をアップさせたい。観光の在り方,宿泊や食事,地域特産農産物の話題や,地域に暮らしていても認知されていない観光スポットも多いことから情報発信の必要性を話し合った。

講評

グループワークのブレイクルームで討論と発表を受けて講師が講評した。

吉本氏

呉西圏域の人口問題について真剣に考えてもらい嬉しく感じている。短時間に数人のグループで話し合っただけでも互いのつながりで新しい可能性が生まれることに感銘を受けた。今後さらに人とのつながりで新しいアイディアを生みだしていくことを期待している。

岡田氏

自分で自分の強みを見出していくことは難しい。まず人に伝えてみる。自分の当たり前が他人から魅力に見えることがある。自分のやっていることを誰かに伝えると,新しいキッカケが作っていける。仲間に話すところから始めてほしい。

塩見氏

講義の中で屋敷林と放置竹林の事例は単体でなくチームにすることで新しい商品サービスを生みだしている。別の能力を持つ人と組むことで新しいモノが生まれることが面白い。連携することによって今まで見えなかった課題への可能性が拡がる。今後も可能性を考えてもらいたい。

研究生の一言

今日のプログラムの中での『自分の気づき』などを発表した。

米山 研究生

広い話を考えながら自分の特技を考える中でモヤッとしていたモノが既に概念として成り立って居るモノがあったことに驚きがあった。言葉になっているものの存在を知るだけでも価値のある時間だった。

浅井 研究生

呉西圏域の人口面積と富山市の人口面積がほぼ同じであることを知った。呉西圏域の各地の特色は豊なので連携できれば富山市よりもっと可能性はいっぱいあると感じたことが新しい発見だった。

竹中 研究生

色々な気づきがあり良い時間だった。イチゴのフードロスの事例があったが,当社も昆布〆使用後の廃棄昆布が大量にあり良い解決法があれば見つけていきたい。

宮脇 研究生

人口減少は仕方ないという発言が一番響いた。全て受け入れた状態でどうするのかと言う考え方に惹かれた。リアルで会って話しできることを楽しみにしている。

浅見裕 研究生

地域課題ありきでなく自社のセールスポイントを発掘再認識するという言葉が印象に残っている。昨年自身が自分の経歴・強みと離れた新しいことに取り組んで違うと感じていたところだった。強みを分析し直してコンセプトを強化していきたい。

日名田 研究生

印象的だったのは、氷見市が令和27年には45.6%も人口減少するという予測。仕方ないという思いだが,一人一人が幸福度を持って生活するかが大切で,自分たちの幸せ感を高めていくことで観光や移住にもつながる。自社の強みを活かせる部分があるのか考えていきたい。

河原 研究生

人口減少は仕方ないというのは悪い意味での発言ではない。Himi-Bizの紹介事例で様々なコトがビジネスへ繫がることを知り良かった。自分でも考えを持って参加できるようにしたい。