とやま呉西圏域共創ビジネス研究所第4期3日目が開催。とやま呉西圏域の地域課題とビジネスチャンスをテーマに,「とやま呉西圏域都市圏ビジョン」と「ローカルビジネスの強みを活かした地域課題解決事例」の講義を行った後,自社への影響や可能性,自社で取り組める地域課題解決の取組について,個人・グループで考えるワークを行った。
「とやま呉西圏域」の形成経緯や概要,課題,事業取り組みについて説明。
氷見市でのローカルビジネスの強みを活かした地域課題解決事例について紹介。
本日の2講義で扱われたテーマに関連し,自社で取り組める地域課題解決の取組を考えた。
研究生が2グループに別れ,各ブレイクアウトルームで個人ワークの結果を共有。グループメンバーで取り組める地域課題解決の取組の可能性を話し合った。
各グループで話し合った内容をまとめ代表者が発表,全員で意見共有した。
各社の事業について改めて自己紹介しつつ強みや考えを話し合った。地域の特性を活かすアイディア,地域課題を掛け合わせるアイディア,人口減少への気づき,労働力不足の反面にある就業難という課題へのマッチングの可能性を話し合った。
3人とも氷見のメンバー。人口減少は仕方ないので住民の幸福度をアップさせたい。観光の在り方,宿泊や食事,地域特産農産物の話題や,地域に暮らしていても認知されていない観光スポットも多いことから情報発信の必要性を話し合った。
グループワークのブレイクルームで討論と発表を受けて講師が講評した。
呉西圏域の人口問題について真剣に考えてもらい嬉しく感じている。短時間に数人のグループで話し合っただけでも互いのつながりで新しい可能性が生まれることに感銘を受けた。今後さらに人とのつながりで新しいアイディアを生みだしていくことを期待している。
自分で自分の強みを見出していくことは難しい。まず人に伝えてみる。自分の当たり前が他人から魅力に見えることがある。自分のやっていることを誰かに伝えると,新しいキッカケが作っていける。仲間に話すところから始めてほしい。
講義の中で屋敷林と放置竹林の事例は単体でなくチームにすることで新しい商品サービスを生みだしている。別の能力を持つ人と組むことで新しいモノが生まれることが面白い。連携することによって今まで見えなかった課題への可能性が拡がる。今後も可能性を考えてもらいたい。
今日のプログラムの中での『自分の気づき』などを発表した。
広い話を考えながら自分の特技を考える中でモヤッとしていたモノが既に概念として成り立って居るモノがあったことに驚きがあった。言葉になっているものの存在を知るだけでも価値のある時間だった。
呉西圏域の人口面積と富山市の人口面積がほぼ同じであることを知った。呉西圏域の各地の特色は豊なので連携できれば富山市よりもっと可能性はいっぱいあると感じたことが新しい発見だった。
色々な気づきがあり良い時間だった。イチゴのフードロスの事例があったが,当社も昆布〆使用後の廃棄昆布が大量にあり良い解決法があれば見つけていきたい。
人口減少は仕方ないという発言が一番響いた。全て受け入れた状態でどうするのかと言う考え方に惹かれた。リアルで会って話しできることを楽しみにしている。
地域課題ありきでなく自社のセールスポイントを発掘再認識するという言葉が印象に残っている。昨年自身が自分の経歴・強みと離れた新しいことに取り組んで違うと感じていたところだった。強みを分析し直してコンセプトを強化していきたい。
印象的だったのは、氷見市が令和27年には45.6%も人口減少するという予測。仕方ないという思いだが,一人一人が幸福度を持って生活するかが大切で,自分たちの幸せ感を高めていくことで観光や移住にもつながる。自社の強みを活かせる部分があるのか考えていきたい。
人口減少は仕方ないというのは悪い意味での発言ではない。Himi-Bizの紹介事例で様々なコトがビジネスへ繫がることを知り良かった。自分でも考えを持って参加できるようにしたい。